こ寛永(1624〜1643)のころ、盛岡藩主が京都から蛭子屋三衛門(小野家)が御用染師として招かれ、南部藩の家紋である「向鶴」をはじめ小菊、ボタン、千羽千鳥などの古くからのデザインの他 少しずつ新デザインを型紙に使って染色をしています。藍、植物染料として伝統的な染料に加えて耐光性などを考慮し化学染料も併用しております。気品の高い袴、小袖、裃などのを染めておりました。御用染師であったことから創業当時から伝わる家伝の型を再現し、型染の技法を脈々と継承し、現代生活に実用に耐え愛される作品作りに努めています。藩政時代と現代を区別する意味で「南部古代型染」と名付けて制作しております。
温故知新を旨とし、時の流れと共に歩き新たな感覚を取り入れていきたいと思っています。
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